インド
インドは鉄道王国。
人口およそ7億入、日本の8.8倍の国土に約6万kmの線路が張りめぐらされ、毎日1000万入以上の入々を運んでいる。
インドの人々は大きな荷物を抱えて家族連れで旅をする。
ホテルに泊まる余裕のない家族は、駅の待合室やホームに敷物を広げて寝泊まりするのだ。
水道があり、夜露をしのぐ屋根がある鉄道駅は、すぐに"家"に変身する。
列車が入線すると、人々は民族大移動のごとく車内へ。
列車に乗るのは人間だけとは限らない。
山羊や牛、自転車、積みきれないミルクの罐は列車の外にぶらさがる。
料金の高いファーストクラスはいつもガラガラ。
対照的にセカンドクラスは上下2段のシート、通路まで入があふれ、それでも乗りきれない人々は列車の屋根に陣取ることになる。